公務員副業革命~Brace Yourself for the Day!

2018年が事実上の公務員の副業解禁元年!日本一の公務員副業コンサルタントが究極の極意を一挙公開!

「国Iキャリアはエリート」を疑え!

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(1)時間は作るモノと言われるが・・・

 ブログ更新が断続的になり、申し訳ない。始めたばかりのブログなのに、そしてこんな一方的な高圧的な文体のブログなのに、意識の高い方が確実に見つけてくださることが何よりありがたい。

そうなのだ。現在の日本社会においては、私も始め、およそ社会人の全ては多忙を極め、日々の歩みをブログで周囲に伝播することもままならず、そしてそんな中、意識の高いアナタは、キーワードを頼りにこのブログを見つけ出してくれている。

「真のエリートとは何か?そして時間貧乏とは誰なのか?」今回はそんな話題である。

 

(2)将来が確約されていたが故に受け入れていた不条理も今は昔・・・・

 先日、このような記事が紹介されていたのを目にした読者もいることだろう。

「国家公務員の現実は…35歳で年収750万円、残業は月200時間」

http://news.livedoor.com/article/detail/14984204/

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この記事は、冒頭、「もはや官僚はエリートではありません」とコメントした神戸学院大学現代社会学部の中野雅至教授の持論を展開していく。読み解いていくと、「月200時間程度の残業はザラだ。」という、およそ先進国の労働環境とは思えない劣悪な環境の下で、「滅私奉公」という同調圧力から逃げ場を失われ、意識も朦朧とするであろう中、日々を過ごしているという紹介である。

そしてかつてであれば、そうした不条理とも言える状態も、天下り「わたり」で報われたが、現在は法改正によりそうした「旨味」も失われたという趣旨で」締めくくっている。

 

(3)アナタの息子、娘の寝顔を見ながら以下の文章を読めるか!?

 哀れである。多少の才能にも恵まれていたであろうが、人の何倍も努力し、人に尊敬もされるはずの職に就いたつもりが、それなりの退職金を受け取った頃、自らの半生を振り返ると家族との絆を育んだ思い出の数も限られ、人生の大半をただ狭い庁舎の中でまくし立てられていた人生だけが積み上がっていることに辟易する。

 幸いなことに、アナタの子どもはそんな努力家のアナタを尊敬してくれるかもしれない。でも、それが子どもの望んでいたことか?アナタの子どもはそんなアナタの生き方を本当に追い求めてくれるだろうか?もし、追い求めてくれるのであれば、この国の少子化対策などとっくに解決されていたはずだ。

働き方改革を立案する人材が、まさに「隗より始めよ。」だなと自嘲していれば良い頃は、まだマシであった。だが、現実はもっと深刻なのだ。

 

(4)事態はもっと深刻であるはずだ

 残念ながら、このブログは主に地方公務員職が読者になることを念頭に綴っている。本来であれば、上級庁である国家公務員職は、彼らよりも恵まれたはずであるが、とりわけ国Iキャリアに至っては、金銭では代替できない「時間貧乏」がこれからのキャリアチェンジやパラレル・キャリアに致命的な影響を与えている。どんなに優秀でも、どんなに金持ちでも、人生における死の到来が不可避であることと同じくらい、一日は誰にとっても24時間なのだ。そして金銭における余裕幅を「可処分所得」と呼ぶならば、国Iキャリアの諸君は残念ながら、人生の次のステップを再考し、準備をする「可処分時間」が絶対的に短すぎるのだ。

 

(5)「国家公務員の残業規制検討」も疑え!

 そして本日のニュースで取り上げられたのはこれである。

国家公務員の残業規制検討=「働き方改革」推進で―人事院

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00000152-jij-pol

 もし、この報道が、先述のように働き方改革における「隗より始めよ。」的発想に基づいていると考えているのであれば、アナタはまだ熟慮が足りない。これは、キャリアモデルにおけるパラダイムシフトなのだ。これまでのように「公務員は潰しが効かないから。」という理由で多めの退職金と上積みの年金が支給されていた時代の終焉が確実に到来しかけている。

 私は国家公務員に激務に勤しむ彼らへの使命感、そして誠心を尊敬している。だが世界の流れはもはやそんな彼らの美徳とはお構いなしに、自らを新たな世界へ放り出さなくてはならなくなっている。

 

(6)ともに頑張ろう!

 このブログを始めてから、今、私は、「疑え!」ばかりを繰り返している。これは、ブログの構成上やむを得ないことであり、いたずらに不安感を煽るつもりではないことに気づいてほしい。だが、私が国境を飛び越え、世界からわが国の公務員の現状を俯瞰するとき、それはまるで砂に注がれた水が、指がなぞった通りに流れているに過ぎないことがあまりにも明白なのだ。

「ともに頑張ろう!」これは、根拠のない精神論ではない。このブログを進める中で、私の会得したノウハウは順を追ってアナタに紹介していこう。